Instagram でチャット占いをする機会が増えてきたのですが、Windows パソコン用のアプリだといろいろと問題があって非常に使いづらいのです。
ダイレクトメッセージを使用してチャットをするのですが、発言を続けていくと画面が自動的にスクロールせずに隠れてしまうことがあります。これはチャットとしては致命的とも言えます。
文字を入力してエンターキーを押すと入力欄の中で文章が改行されるだけで、発言することはできません。発言するためには入力欄の右端にあるボタンをマウスでクリックする必要があります。Tab キーを押してもフォーカスは発言ボタンに移動はしないので、必ずキーボードからいったん手を放してマウスを操作する必要があります。これではスムーズなチャットはできません。
他の SNS や IM 等のチャットではほとんどの場合、エンターキーを押すだけで発言ができます。設定で改行と発言の切り替えができるものもありますが、パソコン用の Instagram ではそのような設定はなく、常に改行されてしまいます。
逆にスマホ用のアプリでは改行ができずに発言しかできないという融通の利かない仕様になっています。
パソコン用はあまりにも使いづらいので、スマホを利用してみることも考えてみます。
スマホの小さな画面で長時間チャットをするのは辛い作業になります。画面が小さい上に、さらに画面上にはソフトウェアキーボードが表示され、その上を指でなぞるので画面はほとんど見えなくなります。私はそういうちまちました作業はあまり好きではありません。
そこで、ハードウェア(物理)キーボードを接続してみることにします。幸いにして USB 接続のキーボードを所有していたのでスマホに繋いでみました。
一応、キーボードは認識され、メモ帳アプリやワープロなどでは普通に日本語入力はできたのですが、Instagram のダイレクトメッセージで文字を入力しようとするとなぜか英数字しか入力できなくなってしまいます。
日本語が入力できたとしてもなぜか記号の入力が上手くできなかったりするので、いろいろ調べてみたところ、どうもキー配列が正しく認識されていないようでした。
通常なら OS や日本語入力システムが物理キーボードの配列を自動認識するか、設定で正しいものに変更できるはずなのですが、私のスマホ( ZenFone 2 Laser )にはそういう設定がありませんでした。
インストールされている入力システムは ATOK と Gboard というもので、普段は ATOK を使っていたのですが、どちらの設定を見てもキー配列の設定はありませんでした。
キー配列を切り替えるためだけのアプリも探せばあるようでしたが、今回は新たに Google 日本語入力をインストールしてみることにしました。
Google 日本語入力にはアプリ自体に「ハードウェア キーボードのマッピング」という設定があり、ここで「日本語 109A 」という項目を選択することでキーボードが正常に認識されるようになりました。
これで Instagram でも物理キーボードを使って日本語で入力できるようになりました。
しばらくはこれでチャットをしてみようかと思います。
会話のログはパソコン・スマホ共に保存することはできません。ただし、発言を 1 つずつならコピーできるので、すべての発言をコピーして手作業でログを作成することは可能です。占いで 1 時間以上チャットをすれば発言の数は数百件になるので、ログの作成は現実的とは言えません。
ログを保存できないと占いのサポートにも支障が出てくる可能性もあるので、Instagram を有料のチャット占いの手段として正式に採用するのはしばらく見合わせようかと思います。
無料タロット占いでは試験的に採用して様子を見てみたいと思います。
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