2018/09/26

Instagram のチャットとキーボード

Instagramチャット占いをする機会が増えてきたのですが、Windows パソコン用のアプリだといろいろと問題があって非常に使いづらいのです。

ダイレクトメッセージを使用してチャットをするのですが、発言を続けていくと画面が自動的にスクロールせずに隠れてしまうことがあります。これはチャットとしては致命的とも言えます。

文字を入力してエンターキーを押すと入力欄の中で文章が改行されるだけで、発言することはできません。発言するためには入力欄の右端にあるボタンをマウスでクリックする必要があります。Tab キーを押してもフォーカスは発言ボタンに移動はしないので、必ずキーボードからいったん手を放してマウスを操作する必要があります。これではスムーズなチャットはできません。

他の SNS や IM 等のチャットではほとんどの場合、エンターキーを押すだけで発言ができます。設定で改行と発言の切り替えができるものもありますが、パソコン用の Instagram ではそのような設定はなく、常に改行されてしまいます。

逆にスマホ用のアプリでは改行ができずに発言しかできないという融通の利かない仕様になっています。

パソコン用はあまりにも使いづらいので、スマホを利用してみることも考えてみます。

スマホの小さな画面で長時間チャットをするのは辛い作業になります。画面が小さい上に、さらに画面上にはソフトウェアキーボードが表示され、その上を指でなぞるので画面はほとんど見えなくなります。私はそういうちまちました作業はあまり好きではありません。

そこで、ハードウェア(物理)キーボードを接続してみることにします。幸いにして USB 接続のキーボードを所有していたのでスマホに繋いでみました。

一応、キーボードは認識され、メモ帳アプリやワープロなどでは普通に日本語入力はできたのですが、Instagram のダイレクトメッセージで文字を入力しようとするとなぜか英数字しか入力できなくなってしまいます。

日本語が入力できたとしてもなぜか記号の入力が上手くできなかったりするので、いろいろ調べてみたところ、どうもキー配列が正しく認識されていないようでした。

通常なら OS や日本語入力システムが物理キーボードの配列を自動認識するか、設定で正しいものに変更できるはずなのですが、私のスマホ( ZenFone 2 Laser )にはそういう設定がありませんでした。

インストールされている入力システムは ATOK と Gboard というもので、普段は ATOK を使っていたのですが、どちらの設定を見てもキー配列の設定はありませんでした。

キー配列を切り替えるためだけのアプリも探せばあるようでしたが、今回は新たに Google 日本語入力をインストールしてみることにしました。

Google 日本語入力にはアプリ自体に「ハードウェア キーボードのマッピング」という設定があり、ここで「日本語 109A 」という項目を選択することでキーボードが正常に認識されるようになりました。

これで Instagram でも物理キーボードを使って日本語で入力できるようになりました。

しばらくはこれでチャットをしてみようかと思います。

会話のログはパソコン・スマホ共に保存することはできません。ただし、発言を 1 つずつならコピーできるので、すべての発言をコピーして手作業でログを作成することは可能です。占いで 1 時間以上チャットをすれば発言の数は数百件になるので、ログの作成は現実的とは言えません。

ログを保存できないと占いのサポートにも支障が出てくる可能性もあるので、Instagram を有料のチャット占いの手段として正式に採用するのはしばらく見合わせようかと思います。

無料タロット占いでは試験的に採用して様子を見てみたいと思います。

2018/09/12

LINEのトークが遅延する原因が判明

パソコン版の LINE(ver 5.9.2.1753)で通話をしているとトーク(文字のメッセージ)の受信が大幅に遅れること(数分後とか)があります。場合によっては全く受信できなくなります。つまり、遅延が大きくなってリアルタイムな会話が成立しなくなってしまうのです。

これはどういう状況かというと、占いの通話手段に LINE を使用していて、私の方は音声のみで話し、相手はトークのみで話している時に起きる現象です。

お互いに文字のみのトーク(チャット)をしているときにはこのような遅延は発生せず、会話に支障が出ることはありません。

はじめは LINE の通信経路やサーバーに不具合があるのかと思っていたのですが、どうも原因はそれだけではないようで、パソコン版 LINE の仕様によるものではないかと思えてきました。

パソコン版 LINE の設定には「PC版を使用している場合はスマートフォン版への通知をオフ」というものがあります。その注意書きには「※PC版がロックモードの場合、または3分以上使用されていない場合は通知を再開」とあります。

これだけでは確証は持てないのですが、3 分以上パソコンの操作がない場合にはスマートフォン版に通知が行くことになり、パソコン版への通知は停止(オフ)になるということなのかもしれません。

私が音声通話をしている間はキーボードやマウスなどを使わない時間が長くなるので「パソコンは使用されていない」と判断されてしまうのかもしれません。実際に 3 分ほどでパソコンの画面上ではトークは停止したように見えて、スマートフォン(私の場合はガラホですが)の方に通知が届くようになります。

ガラホに通知が届いているのにパソコンには何も表示されないのです。

それで慌ててパソコンのマウスなどを適当に動かしてみるとトークが一気に届き始めたりします。これが原因なのはほぼ間違いないと思われました。

今のところ、この現象を回避できる手段や設定は見当たりません。仕様として受け入れざるを得ない状態です。

一般的な利用形態として片方が音声のみで片方が文字のみという通話パターンは想定されていないためにこのような問題が発生してしまうのだと思います。

最近になってやっとこの現象に気づいたのですが、占いの通話手段として「音声のみ+文字のみ」というミックス形態はそれほど珍しい事ではありません。以前から Skype 等では普通に行っていたことですが、Skype ではこのような現象は起きませんでした。LINE 特有の問題だと思われます。

Skype 等を使う場合でも、ほとんどは双方共に音声のみ、チャットのみという形態ですが、無料タロット占いの場合は例外的に私の方は音声とすることが必須条件となっていたので、「音声のみ+文字のみ」というミックス形態となることも多かったのです。

無料占いの通話手段は以前は Skype のみでしたが、最近になって LINE も導入したことでこの問題に気づくことになったというわけです。

スマホでの利用を主(スマホファースト)としている LINE の思想に基づく、いわば「おせっかい機能」なのですが、何とかならないものでしょうかねぇ。

私の方もパソコン版の LINE など使わずにガラホ(スマホ)の画面を見続ければいいのかもしれませんが、それではパソコンを使う利便性を失うことになってしまいます。

日本人が設計するアプリとかサービスって、どうも過剰な「おせっかい機能」のせいでかえって融通が利かず面倒なことになっているものが多いような気がします。「おもてなし」もやりすぎると迷惑ですよ。