Windows 7 の ReadyBoost という機能を活用してみようと思って安い USB フラッシュメモリ( 東芝 UHYBS-008GH)を買ってきて試しています。
しかし、いろいろ試した結果、ReadyBoost の効果はほとんど体感できませんでした。PC のメモリは 2 GB あるのですが、これだけメモリがあれば十分なのかもしれません。古い PC なので CPU の性能が低く、ReadyBoost の処理のために余計な負荷がかかってかえってパフォーマンスに悪影響を与えている可能性もあります。
安物の USB メモリだからかもしれませんが、転送速度は ReadyBoost の基準をどうにか満たしている程度でそれほど速いわけでもなく、CrystalDiskMark で計測する速度も安定せず、早かったり遅かったりしています。PC 側の USB ドライバか何かの不具合かもしれませんが、時々 USB メモリが認識されなくなってしまうこともあります。
いずれにせよかなり不安定で、パフォーマンスが改善されるどころかかえって支障が出てしまっています。
USB メモリを品質の良いものに変えれば改善するかもしれませんが、あまり期待はできません。ReadyBoost の活用はほぼあきらめました。
今回の ReadyBoost の検証にあたって、USB メモリの転送速度を少しでも改善しようと思ってフォーマットの仕方をいろいろ変えて試してみたのですが、いくつか気になった点がありました。