2014/09/26

ReadyBoostとフォーマットの関係

Windows 7 の ReadyBoost という機能を活用してみようと思って安い USB フラッシュメモリ( 東芝 UHYBS-008GH)を買ってきて試しています。

しかし、いろいろ試した結果、ReadyBoost の効果はほとんど体感できませんでした。PC のメモリは 2 GB あるのですが、これだけメモリがあれば十分なのかもしれません。古い PC なので CPU の性能が低く、ReadyBoost の処理のために余計な負荷がかかってかえってパフォーマンスに悪影響を与えている可能性もあります。

安物の USB メモリだからかもしれませんが、転送速度は ReadyBoost の基準をどうにか満たしている程度でそれほど速いわけでもなく、CrystalDiskMark で計測する速度も安定せず、早かったり遅かったりしています。PC 側の USB ドライバか何かの不具合かもしれませんが、時々 USB メモリが認識されなくなってしまうこともあります。

いずれにせよかなり不安定で、パフォーマンスが改善されるどころかかえって支障が出てしまっています。

USB メモリを品質の良いものに変えれば改善するかもしれませんが、あまり期待はできません。ReadyBoost の活用はほぼあきらめました。

今回の ReadyBoost の検証にあたって、USB メモリの転送速度を少しでも改善しようと思ってフォーマットの仕方をいろいろ変えて試してみたのですが、いくつか気になった点がありました。

2014/09/03

Firefox 32 にアップデートしたら

Firefox 32 にアップデートしたらハードウェアアクセラレーション(Direct2D とか DirectWrite)が無効になってしまいました。

トラブルシューティング情報(about:support)で確認したら「グラフィックドライバを ATI Catalyst 14.6+ 以降にすればいいかも」とか書いてあったけど、AMD Catalyst の現時点のリリースバージョンは 14.4 だから、ベータ版を使わないとハードウェアアクセラレーションは有効にならないということですよね。

ベータ版のグラフィックドライバで動作確認してるとか Firefox 迷走しすぎでしょ。

私の PC は CPU が貧弱なので GPU を有効活用することでより快適になります。最近になって Google Chrome も DirectWrite に対応してますます快適になってきたと思っていたのに、Firefox の方は性能が退行してしまいました。困ったものです。

仕方がないので Firefox ESR に戻そうかとも思いましたが、もうしばらく待てばグラフィックドライバの方をアップデートできるかもしれないので、それまでは我慢することにします。

(追記)Firefox ESR はバージョンが 31 に上がっているようなので、今なら乗り換えるのにちょうどいいタイミングになります。我慢して 32 を使い続けるよりは ESR 31 の方がストレスが減りそうなので、やっぱり乗り換えてしまうことにしました。