2012/06/13

ブルートゥースのヘッドセットを買ってみた

ブルートゥース(Bluetooth)の片耳ヘッドセットを購入しました。メーカーは iBUFFALO、製品名は BSHSBE12RD です。ヤマダ電機で 1980 円くらいでした。

うちの環境ではパソコンと携帯で接続(ペアリングというらしい)が可能です。

小型で軽量。装着には違和感もなく快適ですが、使用感は微妙。

音質はかなり悪いのですが、これはブルートゥースのヘッドセットの特徴というか、仕様らしいので仕方ありません。ぎりぎり会話には支障がない程度。感度の良い場所で使う分には実用性にはそれほど問題はありません。

有線のヘッドセットに比べれば、無線というのはかなり快適で、今まではちょっと席を立つだけでもいちいちヘッドセットを外さなければならず、うっかりつけたまま立ち上がってコードがぶちっと切れそうになったりなんてこともありましたが、そんなことを気にせずさっと立ち上がって部屋の中を歩き回ったり、トイレに行ったり、キッチンに行ってコーヒーを入れてきたりしても全然大丈夫。部屋の中を歩き回る程度なら会話が途切れることはありません。かなりスマートです。

この快適さは病み付きになりそうです。どうしても必要なものというわけではないのですが、状況によってはかなりストレスが軽減されます。

問題はその「状況」というか、使いどころ。あんまり使いどころがないんですね。

スカイプやメッセンジャーで音声通話をする機会は多いものの、占いのお仕事であれば少しでも音質はいい方がいいし、途中で電波状況が悪くなったり電池が切れかかってブチブチと音が途切れたり、電池が切れたら占いを中断せざるを得ないので、そういう事態は極力避けなければなりません。だったら最初から有線のヘッドセットを使った方がましです。

プライベートで使う場合も、ベッドに寝っ転がりながら会話ができたりもしますが、その程度のことなら携帯で話した方がましということもあります。

パソコンと接続した場合にはそこそこ使えます。本来の目的は携帯との接続だったのですが、携帯に接続した場合にはマイクの音量が小さいらしく、相手にはよく聞こえないようでした。無線の携帯にさらに無線のヘッドセットを付けるというのは、ちょっと無駄なことをしているような気がしないでもありません。

ハンズフリーの快適さというのもありますが、こちらの声がきちんと届かないのなら実用性に問題アリです。私の携帯は有線のヘッドセットを使った場合でもマイクの音量が小さいので、ブルートゥースの問題というわけではないかもしれません。

便利で快適だと思う部分もあるものの、いまいち使いどころに悩みます。せめて 1980 円分(PCに接続したUSBアダプタの購入代金も含めればさらに 980 円ほどプラス)の元は取れるくらいに活用はしたいと思うのですが、何かいい使い道はないものでしょうかねぇ。